最後に残るのは自分の肢体と貯金残高

自分の心の機微をそのままに

没頭は「鉄の心」ではなく、「生命線」を育てる

物事にハマる時って、ハマった自覚なんてなしに突然やってくる。

わたしはちょうど一年前、思いもよらないものにハマった。

 

 

それはアニメというエンタメだ。

 

今まで、わたしにとってのエンタメは、洋画一本だったから、アニメにハマることがあるなんて全く思ってもみなかった。

 

 

それがあるとき、アニメがわたしの生活の一部になった。

というか、生命線になった。

 

 

一年前から今まで、正直いってなんでこんなにアニメが好きなのか理由が分からないまま、奥深くハマっていった。

 

 

しかし、今日見たアニメ「色づく世界の明日から」で、その答えがなんとなく見えた瞬間があった。

 

わたしが思ったのは、

 

 

アニメは、

「綺麗」なんだ。

 


汚いものがなくって、俗と醜さにまみれたこの世界でもちゃんと綺麗に生きようって思わせてくれる。

 

 

 仕事をしている時、いかに心を無にできるかによって、その日の疲れをどれだけ軽減できるかに繋がっている。

 

だから、歳を重ねていきながら、「鉄の心」を育てることが大事だと思っている。

 

「無」を育成している途中に、アニメを見て、心が揺り動かされた時、

 

「ああ、わたしってこんなに感情があったんだ。」とか、

 

「わたしってこんなに多感だったんだ。」って

 

気づく。

 

アニメのおかげで、わたしはちゃんと綺麗な心で物事を見ていきたいと思える。

 

 

加えて、欲を満たしてくれるということにも気付いた。

 

欲っていうのは、つまり「飢え」だと思う。

 

毎日美味しいものを食べたいという欲

沢山食べたいという欲

お金をたくさん使いたいという欲

お金が欲しいという欲

良い家に住みたいという欲

洋服がたくさん欲しいという欲

 

何かに人は常に枯渇している。

足元を見たら、既に所有している場合が多いのに。

 

その「飢え」を満たそうと、もがいている時に、自分の好きなものは欲求を抑えてくれる。

 

これからは「鉄の心」ではなくて、「生命線」を育てたいと思う。